お話をさせていただいた方たちの声

同じく海外で子育てをしている日本人母として、日本のグローバル教育というもののズレを感じていました
その違和感が何なのか、ぜひ皆様にも感じていただきたいと推奨します。
イタリア在住 M様
英語は出来たほうが良いに決まっていますが、それは本質ではないということを日々感じています。
親が常に自分を見つめていくことの大切さを感じました。
アメリカ在住 Mariko様

留学、海外移住、英語教育の前に知っておいてほしいこと

日々真剣にお子様に向き合っているお父様、お母様、

またはご自分の将来を真剣に考えてはじめている中学生、高校生、大学生の皆様。

はじめまして。
過去同じように悩み、また現在同じように子育てを行っている
ガラヴェル伸子と申します。

グローバルに活躍してほしい、
広い世界で自由に生きたい
そういう思いを抱えて日々努力されている方に、
見逃されがちだけど、重要なポイントをお伝えできればと思い
この文章を書いています。

グローバル教育と聞いて、
また自分がグローバルに活躍しようと考える時、
どんなことをまず思い浮かべるでしょうか。

  • 英語、外国語習得
  • アクティブ・ラーニング
  • 留学・海外移住
  • 国際社会、異文化理解、自国理解

このようなイメージをお持ちの方が
多いのではないかと思います。

これらを身につける、もしくは実行すれば
それはグローバル教育成功であり、
国際社会で生きていける人間となるのか

本当に、そうでしょうか。

真にグローバルに生きるためには、というお話です。

お話をさせていただいた方たちの声

真にどこでも生きていける人間についての考察が興味深いです。
ロサンゼルス在住 Makoto Mark Akabane様
同じヨーロッパでもスペインともまた大きく違うフランスの教育システムも参考になります。
各国の文化や考え方の違いと、それを超えて共通するものを常に見つめていきたいです。
バルセロナ在住 R.U様
実際に長く海外在住し、教育に関わってきたカウンセラーの方のお話色々考えさせられます。
スイス在住 プレジグ様
英語を学ぶことの重要性以上のものを、ロンドンに暮らし働いていると感じます。
ロンドン在住 A.E様
今回も興味深いお話を期待しています!
ロサンゼルス在住 S.R様
これから子育てをするお母さんにとって聞いておいて絶対に損のないお話です!
東京在住 T.A様
たくさんの教育情報に振り回されない為に、参考になるお話がたくさんあります。
K.T様

グローバルは今ここでもある


私は、フランス法人留学サポートエージェントで、日本人留学生の皆様のサポートをしています。
これまで1000名様以上の留学生の実際のご留学をお手伝いし、10000名様以上の留学相談を受けてきました。
同時に日本で心理カウンセラーだった経験を活かし、引き続きカウンセリングの勉強を続けると同時に、カウンセリング活動を行っております。
そして私自身も、現在中学生の2児の母として、フランスで出産、子育てしてはや14年余りになります。

その中で、海外に生き、仕事をするたくさんの日本人の方と出会い、お話をしてきました。
同様に、自国を出て自らの足場を探す様々な国籍の方とも知り合い、仕事をし、また意見を交換してきました。

その中でわかったことは、グローバルに生きれる人は、日本の田舎であってもやはり生きることができる人だということ。
つまり、どこで生きるか、どの程度そのフィールドにマッチできるか、という問題ではないということです。

ここで、日本で考えられているグローバル教育というのはいったいどういうものなのか。
どういう能力がグローバル社会で重要だと考えられているのかを見てみましょう。

  • コミュニケーション力
  • 多様性を受け入れる力
  • 相手を理解する力
  • プレゼンテーション力
  • 論理的思考力
  • 自分の考えを形成する力
  • 自己主張する力
  • 文化教養力
  • ディベート力
  • クリエイティブ力
  • 歴史観
  • 宗教教育
  • 人を巻き込む力
  • 哲学や古典から学ぶ力 など

上記が現在日本の学校側が考えるグローバル社会において重要だと思う能力であり、グローバル教育という名のもとに力を入れている事項です。

これらは、グローバルな人物になるために本当に必要なのでしょうか。
そういうものだろう、とそのまま受け止めず、ここで一度考えて欲しいのです。

そういう能力が、「役に立つこともある」という前提で、これらを最重要課題として推し進めて良いのかということを。

グローバルという言葉、上に列挙した「何となく役立ちそうな能力」を表す言葉に惑わされない、そういったスタンスこそ、まず必要なものです。

今自分がしていることを、する理由

最近、30年間教壇に立っているという現役の小学校の先生が書いた本を読みました。
その中で、子供からもし、「どうして勉強しなければいけないのか」と聞かれた時にどう答えるべきか
というパートがあり、
「答えなくて良い」「神様が決めたとでも言って適当にごまかせば良い」
と書かれていました。そんなことを聞くのはそもそも勉強したくない、勉強嫌いの子供だから
勉強が好きになればそんなことは聞かなくなる、そんな疑問は抱かなくなる、と。
重要なのは勉強を好きにさせることであるから、その問いに答える必要は全くないということでした。
つまり、勉強すること、させることが目的になっているのです。
ただ、勉強好きにさせれば良い、それが目的なのでこのような論調になります。
「今自分がしていることは、なぜする必要があるのか」
ということを「考えさせる必要はない」と断ずる、ツール、ノウハウ磨きに全力をあげてきた、現在の日本教育の最たる例だと思います。

今、「やりたいことが見つからない、わからない」「自分の本当に好きなものがわからない」
という人がとても増えています。それは、

「自分はなぜ生きるのか」
「自分の人生において何が大切なのか」
「自分はどうして勉強してきたのか」
「なぜ働くのか、自分はどう働きたいのか」
「どんな人生を生きたいのか」

それらを考えることなく、
ただのツール(勉強、受験、就職)習得を最大の目的として、生きてきてしまったから。

ただ勉強を好きになり励めば良い
そうすれば将来の選択肢が増える
ただよい大学に入って卒業すれば良い
そうすればどこに行っても良い仕事につきやすくなる
転職だってしやすくなる

これが現在は

ただ勉強を、特に英語を頑張れば良い
そうすれば社会での選択肢が増える
ただ留学して世界でも良い大学に行けば良い
世界で通用するような資格を取れば良い
そうすればどこに行っても良い仕事につきやすくなる
転職だって自由にできる

となりかわっているに過ぎない。
そのように思えてなりません。

グローバルは今まで「日本」だったフィールドが「世界」に広がったのではなく
むしろそういう括りがなくなることです。

どこでも再スタートを切れる力を

コミュニケーション能力、多様性の理解、プレゼン能力…
これらツールが不要だとは言いません。

ある時において当然、重要で使える手段となりえます。

しかし、これらのことは、ただのツールであるということを
本当の意味で認識している人は、どのくらいいるのだろうかという疑問を投げかけたいと思います。

教育というのは、そもそもツールの高度な習得のことなのでしょうか。

すべての「必要そうなツール」を
先回りして与えるのでは、そのツールが本当に自分にとって必要なのかどうか
考える機会を奪うことにもなりかねません。

自分で常に考え続け、追い求め、思考を深めることだけが
どこに行っても、どのツールがかけていても
その度にその自分にとっての必要性を吟味し、
やり直し、学びなおし、
どこでもどんな状況でも再スタートを切れる
唯一の方法だろうと考えます。

グローバル教育にかぎらず、
グローバルに生きていくためには、というテーマで
様々な観点からお話したいと思います。

セミナー内容の一部です

  • 日本のグローバル教育と違和感
  • 英語、語学力は必要なのか
  • 文部科学省的、グローバル人材と実情
  • ヨーロッパにおける学歴の捉え方とアメリカとの違い
  • 真のコミュニケーションとは
  • 日本とフランスの教育文化面での大きな違い
  • 欧米の教育の特徴を知り、デメリットも理解する必要性
  • 現在、海外で自分の手で人生を作っている日本人ってどんな人たち?
  • 本当にグローバルな人材とは
  • 本当にグローバルな視線、生き方とは
  • どこでも再出発できるようになる為に、今できること

フランス、欧米の教育は完璧ではもちろんなく、様々な問題も現在抱えています。
その教育を受けて現在働く大人の社会も同様に問題を抱えています。

それらの現状と、日本の現状も同じ地平で眺め、考えてみたいと思います。

皆様の疑問、質問にも出来る限りお答えしたいと思います。
ぜひ、お申込みの際のメッセージにて、ご質問をお寄せください。

また親子でのご参加も大歓迎いたします。
親子割引がありますので、お申込みの際にフォームメッセージにその旨明記してください。

セミナー講師 プロフィール

■ガラヴェル伸子
フランス在住
【主な仕事】 留学エージェント、フランス語オンラインレッスン講座代表取締役 子育てカウンセラー 心理カウンセラー
【経歴】 神奈川県出身 心理学科卒業後、心療内科、精神科でカウンセラー、ソーシャルワーカーとして従事
渡仏、結婚後は子育てしながら、さまざまな現地でのアルバイトを経て留学エージェントを現地法人で設立。今年で10年となる。心理カウンセラーとしても勉強、活動中。
【趣味・特技】 ピアノ、テニス、旅行、外国語学習。 陶芸は初心者。

アドバイザー&ゲスト講師

■河野竜夫
コンテンツラボ代表取締役、代表コンサルタント
■経歴
IT分野で20年以上のキャリア。2005年コンテンツラボを創業し、Web制作受託からはじめる。
2008年頃からコンサルティング事業へシフト。現在は年間100日ほど海外のクライアントさんのもとを中心に海外渡航。
海外在住でビジネスをする日本人3000人以上のコンサルティング経験をもつ、「海外で働く日本人」のスペシャリスト。
■鈴木雅幸

心理カウンセラーとして、12年間で5000回以上のカウンセリングを実施。
スクールカウンセラーとして教職員の研修、保護者への講演と教育相談、児童のカウンセリング(1000回以上)を行い、不登校・いじめ・学級崩壊の問題に取り組んだ。
また、企業研修講師として社員教育を、私塾「臨床カウンセラー養成塾」にてカウンセラーの育成も行う。

2016年5月「感情は5秒で整えられる」(プレジデント社)を出版。
2017年2月同著の翻訳版が台湾にて出版される。

お話をさせていただいた方たちの声 その2

海外というくくりを取ることこそがグローバルなのだと感じました。
日本在住 M.S 様
海外在住経験を真にグローバルなものとするための心構えについて、違った視点を与えてくれます。
アメリカ在住 Y.K 様
世界中に住む本当にグローバルな日本人について、面白いお話が聞けます。
日本在住 M.S 様
長い海外生活で思うことについて多く同感します。
Shindo様

追伸:

「このような内容が気になっている」けど「自分には今更どうすることもできない」
そんな戸惑いがほとんどで、なおかつもっともだと思います。

そうであっても、もうすぐ大人になる中・高校生、大学生が、また今から本格的な子育てをする親御さんたちが
どういう人生観をもって生きていくか、どういう教育観をもってこれからの社会を見ていくか
視点を広げ、「そういう見方もあるのだ」と知るだけでも、
いつか何らかの転機が訪れた時の、一つの道しるべになるかもしれません。

私は留学会社の代表ですが、留学はこのセミナーでは一切おすすめしません。
それは留学が悪いのではなく、留学はただの手段にすぎないからです。
必要な人にとっては非常に有効なツールですが、すべては自分の目的次第です。

今後を迷う方の為の、ほんの少しのきっかけ、道しるべになれば幸甚です。

東京セミナー 概要

日時 2017年10月28日(土曜日)
15時30分から16時50分まで
会場 【セミナー】
会場: 渋谷ヒカリエ 11階スカイロビー
住所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1
電話番号:03-5468-5087
定員 定員15名
*定員になり次第締め切りとなります。
参加費用 3000円
※親子でのご参加の場合はその旨フォームにてお知らせください。割引を適用させていただきます。
主催 フランス法人 シュマン・アッシュ

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セミナーで知りたいこと、テーマにしてほしいこと、講師へのメッセージ
親子参加の方はこちらに人数と参加者様の年齢を明記してください。
公開しませんので、本当に知りたいことをどんどん書き込んでください。
ガラヴェルが責任をもって対応いたします。

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